羽田空港アクセスバスデータのバックアップ(No.99)

ここ数年で急成長した羽田空港アクセスバス。今後の展開を占う上でも通史編と路線別編2点でのデータ整理を図り、多角的検証をサポートする企画です。

公開にあたり　＜2004.05.01＞

ここ数年で急成長した羽田空港アクセスバスは、京浜急行電鉄空港線の羽田空港駅延伸(1998年)に伴う、これまでの対都心輸送というビジネスモデルからの脱却、また乗合バス事業における規制緩和の進展、特に需給調整規定撤廃による新規参入要件の大幅緩和(2000年)への対応から、夜行高速バスなどで定着していた共同運行スタイルの導入によって郊外型・中長距離路線が続々と開設されるに至り、かつ航空業界の規制緩和による価格競争に伴う航空需要の伸長が追い風になったという事がその特徴として指摘できると考えます。さらには羽田空港国際化も視野に入ってきたことを受け、今後の展開がより注目されるところです。

【検証：近未来交通地図】では、そうした羽田空港アクセスバスに焦点をあて、551planning特別リポート内で複数の実乗記録を通してその動向を追ってきました。その数は実に20編に上っています。その蓄積を元に、今後の展開を占う上でもここで総括的にデータを集約することと致しました。それが＜羽田空港アクセスバスデータ＞です。複数の視点から捉えるべく、通史編と路線別編の2点でのデータ整理を図りました。また体系的理解促進のためフレームスタイルを採用しております。
本企画は今後継続してデータ更新してゆくものです。日本における空港アクセスのあり方を考える一助とすべく、是非とも多くの皆様に御覧頂き、御批評および情報を賜りたいと存じます。宜しくお願い申し上げます。

wiki移設・再移設について　＜2007.07.07／2009.12.01＞

■このたび、羽田空港アクセスバスデータをlivedoorWikiに移設することとしました…といっても、移行作業そのものは昨年5月から細々と展開しており、1年掛かって漸く公開の運びと相成りました。移設理由は、今後の更新を考えるに、即時性と日本全国の空港への展開を意識したものです。とはいえ、個人作業に限界があることを鑑み、共有スペースでのブラッシュアップを期待するものです。まずは羽田データの充実と、成田を手始めに展開を考えております。今後に是非ご期待下さい。

■livedoorWiki移設後2年を経過し、本サイトリニューアルにあわせPukiwiki導入を図ったことから再移転することとしました。livedoorWikiそのものへの不満等はなかったのですが、あちらのシステムも次世代化される中、当初からのCSS設定等をいじりたくなかったため旧世代のままでいたのですが、今回本サイトへ内包することにより更なる情報充実・連携強化を狙うものです。
なかなか全国網羅が出来ていない状況もあり、まずは羽田アクセスをじっくりやることとします。

路線別編

通史編

注意事項

本企画は私設サイト上のものであり、各ページに記載されている会社・団体等と本企画とは直接の関連を持ちませんので、それら関係機関への問い合わせ等は行わないで下さい。
また、路線別編の中で運行状況の変遷理解のため一部に時刻表を掲載しておりますが、スペースの関係等最低限の掲載に留めている事、必ずしも現行ダイヤと一致しない場合がある事を御理解下さい。
なお、上記に関して何らかの問題発生時に管理者が直接関知しない場合、管理者は責任を負いませんので予め御了承下さい。

また、本編を纏めるにあたり下記を参考と致しました。特にリンクサイトについては緻密な情報集約が図られておりますので是非御覧頂きたいと存じます。

情報サイト

バスのページWEB SITE	東京空港交通の動向を中心に羽田・成田アクセスバス情報が纏められている。掲示板では最新情報も。
私設東京空港交通リムジンバスのページ	首都圏を中心に高速バス・東京空港交通リムジンバスを紹介。リムジン関連は最新の詳細情報満載。
ノクターン	京浜急行バス情報サイトの老舗的存在として著名。その圧倒的な情報量は群を抜く。
Bus Service Map	線の太さで運行頻度を示した見やすく便利なバス路線図サイト。画期的な挑戦は進化を続けている。
勝手に『乗りバス』リンク集	空港連絡バスだけでなく、各地の『乗りバス』体験を総浚いするリンク集。

参考文献

空港アクセス35年　　東京空港交通株式会社編(1990)
空港アクセス50年　　東京空港交通株式会社編(2005)
京浜急行百年史　　京浜急行電鉄株式会社編(1999)
バスラマ・インターナショナル(各号)　　ぽると出版
鉄道ジャーナル(各号) 　　鉄道ジャーナル社
各種パンフレット・時刻表冊子等
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公開にあたり ＜2004.05.01＞