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*2012 [#p635a446]
**5月 [#j1a253b6]
--事業廃止に向けて協議開始〔東京商工リサーチ〕

**6月 [#e9d4ba84]
--井笠鉄道(以下井笠)、中国運輸局(岡山運輸支局)に事業報告書提出、「危機的な状況と認識していなかった」〔中国(本紙) 10/13〕
---売上高9億200万円(前年比7400万円減)、損失4260万円(同270万円増)〔東京商工リサーチ〕

**8月 [#d3f0d57f]
-''08上旬''
--井笠、「経営が思わしくない」と社長と弁護士が中国運輸局に相談も、『運輸局の担当者は事業が困難になるとの認識はなかったという』〔中国(本紙) 10/13〕
-''08下旬''
--運転資金欠乏から従業員給料遅配発生〔東京商工リサーチ〕
--井笠、中国運輸局に不渡り危機伝達〔中国(本紙) 10/13〕&br;→運輸局、水面下で関係自治体と連携し後継会社を模索

-''08/22''
--井笠、笠岡市に路線廃止可能性について相談〔山陽〕&br;→関係機関と計14回協議、両備グループとも協議(経営への影響を避けるため内々で)

**9月 [#ldb32aa5]
-''09下旬''
--関係6市2町、運行期間延長のため補助金約1500万円を井笠へ概算払い

**10月 [#ye337c56]
-''10上旬''
--井笠、中国運輸局に事業廃止方針伝達〔中国(本紙) 10/13〕
---『もっと早い段階で話してほしかった。異例のケースで、十分な対応ができなかった』『経営が悪い事業者はほかにもいて、分からなかった。今回のようなケースが起きないように対策を考えたい』
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-''10/12''
--15:00 NHK-G地方ニュースで報道
--16:20 NHK-ONLINE 広島県のニュースで「井笠鉄道が破産申し立てへ」記事アップ
--17:00 井笠、本社で記者会見し10/31でのバス事業終了を正式発表
---『事業移管の目処が立った』〔東京商工リサーチ〕
---『大勢の人にご利用をいただきながら、大変申し訳なく、おわびしたい』〔讀賣〕&br;『地域の皆さまに不便、ご迷惑をお掛けする』『赤字経営が10年以上続き、自主再建を断念せざるを得なかった』〔中国〕&br;『地域の公共交通を守りたいとの一心で事業を続けてきたが、これ以上は難しいと判断した。利用者や従業員に迷惑を掛けることになり大変申し訳ない』〔山陽〕&br;『人口減が続く過疎地の路線を多く抱え、路線バスの大半が赤字。貸切バス事業も99年の自由化後は思うように収入が入らず、人員や車両削減などの経営努力を上回るペースで収益が減った』〔毎日〕

--夜 本社・営業所で従業員説明会
---10/31で全従業員解雇、本人希望で中国バス等に再就職依頼中〔OHK〕

-''10/13''
--休暇職員も出勤し各バス停に運行停止文書を貼り出し&br;利用者からの問い合わせ相次ぐ、12日夜は約100件、13日は17:00までに約50件〔中国〕

--石井正弘岡山県知事『年間延べ200万人超の利用があることを考えると、公共性の高いバス事業者の対応として甚だ遺憾。国や関係市町と連携しながら今後の対応策を協議したい』〔日経〕&br;湯崎英彦広島県知事『県民の生活交通への影響をできるだけ少なくするよう、国や岡山県、福山市など関係市町と連携して対応したい』〔讀賣〕
--笠岡市(三島紀元市長)『関係自治体と対応策を協議して、主要路線の維持へ検討を進めていきたい』〔山陽〕『最低でも児童生徒が通学に利用する路線は維持したい』〔中国〕&br;井原市(滝本豊文市長)『市民生活に影響を来すことは何としても避けたい』〔山陽〕&br;福山市(羽田皓市長)『利用促進に取り組んできたのに大変残念。出来る限り市民活動に混乱を招かないようにしたい』〔讀賣〕『大変残念で、市民生活への影響を懸念している。関係市町と連携し、対応策を検討する』〔朝日〕

--井原市、相談窓口設置〔山陽〕

--『両備グループの小嶋光信代表は支援に前向きながらも、あくまで「緊急時対策」と強調』〔中国(本紙)〕

--利用者の問い合わせは約260件に〔山陽〕

-''10/14''
--13:30 笠岡市役所で行政当局による[[井笠鉄道バス路線廃止対策会議>http://www.pref.okayama.jp/uploaded/life/295718_pdf1.pdf]]開催
---岡山県県民生活部長、中国運輸局岡山運輸支局長ら11人が出席、笠岡市長が会長、福山市長、岡山県県民生活部長が副会長に&br;会長『井笠鉄道は主要路線について中国バスに継続を要請しており、市民の交通手段を守るため、対策会議としてもお願いしたい』〔山陽〕
---現在の路線バス運行状況報告、15日朝までに各市町の要望をとりまとめへ&br;倉敷市:市内3系統あり代替手段を準備&br;笠岡市:減便・廃止は止むを得ないが、笠岡~井原・笠岡~矢掛、通学路線は存置&br;井原市:市内循環バスは北振バスと協議中&br;浅口市・里庄町:寄島~里庄を自治体運行、コミバス代替も(両備の路線延長を想定?)&br;福山市:重複路線の整理と必要最小限の路線維持
---11月以降の路線運行を中国バスに依頼することを決定

-''10/15''
--朝 井笠社長、笠岡駅前で運行終了ビラを自ら利用客に配ってお詫び〔RNC〕

--石井岡山県知事定例会見&br;『話が唐突だったので、まずは3月までの対策に専念する。4月以降については、バス事業者の意向が一番大切だ。バス事業者と市町の協議、調整の中で県としても基幹的なバス路線に対する責任を認識しながら考えていく』『運行を継続する路線も決まっていく。必要な路線を関係市町に選定してもらい、当面の運行を依頼するバス事業者と協議した上で、国、市町と連携しながらできる限りの支援をしていく』〔山陽〕&br;『中山間地での交通手段の維持と確保は県の責務だと認識している。県として財政のことも含めてできるだけのことを考えていきたい』『(4月以降については)路線の維持確保を求めていきたいが、バス事業者の負担が巨額になるため、ある程度の路線の絞り込みはやむを得ないと感じている。まずはバス事業者の対応を見守っていきたい』〔NHK〕

--笠岡市、企画対策課に「バス対策本部」を立ち上げ&br;市議会全員協議会、『市としても新しい公共交通の運行形態を考えていきたい』と市長〔山陽〕

--11:00 井笠、中国運輸局岡山運輸支局に事業撤退関連書類提出(12日はFAX届出、受理済)〔RSK〕

--午後 対策会議会長(笠岡市長)、小嶋両備G代表に依頼書提出
---『わらにもすがる思いでお願いに来た。空白期間が生じないように市民の足を守っていただきたい」』〔讀賣〕
---『緊急のことで、もう残された時間はない。行政と我々が役割分担をしながら、市民の不安を最小限にとどめたい』〔讀賣〕『緊急事態であり、総力を挙げて地域の足を守りたい』〔山陽〕
--里庄町は「他の代替手段を検討中」として依頼書の連名を見送り〔山陽〕

-''10/16''
--中国バス、中国運輸局に代替運行許可申請(予定)
-''10/17''
--第2回対策会議(予定)

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